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ヤリスクロスにお得に乗るにはカーリースがおすすめ

結論からいうと、ヤリスクロスに乗るならカーリースがおすすめです。
理由は、以下のとおりです。
- 毎月の費用を安く抑えることができる
- リース料は常に一定だから家計管理しやすい
- 納税や支払い、手続きの手間がかからない
そもそもカーリースは残価設定といって、車両本体価格から返却時の想定価値を差し引いた金額を基にリース料金を算出するので、乗りやすい金額で利用できます。しかも、カーリースならカーローンのような頭金や各種税金、自賠責保険料やリサイクル料金といった初期費用が不要なので、貯金がなくても手軽に利用できるのです。
カーローンの場合は車を所有したあとも、毎月の返済額の他に、定期的に各種税金や車検・点検の費用が発生し、ときには急にメンテナンス費用が必要になることもあります。こうした諸々の支払いに手間がかかる上、出費を少しでも抑えるためには時間をかけて車検や点検、メンテナンスを依頼する整備工場を探す必要もでてきます。
一方のカーリースは月々定額なので、家計管理しやすいといえます。しかも、メンテナンスがリース料金に含まれている場合は、カーリース会社と提携する整備工場に車を持っていくだけです。
では、本当にカーリースを利用するとヤリスクロスをお得に利用できるのか、カーローンと比較していきます。なお、ヤリスクロスの車両本体価格は190.7万円、グレードはX、オプションなし、頭金、ボーナス払いなし、コスモMyカーリースの料金(シルバーパック)を掲載しています。(2024年5月時点)
カーローンとカーリースの総額を比較
カーローン(7年) | カーリース(7年) | ||
---|---|---|---|
車両本体価格 | 1,907,000円 | 1,907,000円 | |
初期費用 | 初回自動車税 | 22,800円 | 0円 |
自動車税環境性能割 | 46,800円 | 0円 | |
自動車重量税 | 36,900円 | 0円 | |
自賠責保険料 | 24,190円 | 0円 | |
販売諸費用 | 57,070円 | 0円 | |
割賦手数料 | 495,019円 | 0円 | |
月々の支払額 | 28,500円 初回のみ36,519円 |
36,850円 | |
本体のみの総額 | 2,589,779円 | - | |
残り6年分の自動車税 | 183,000円 | 0円 | |
車検 | 124,000円 | 0円 | |
オイル交換(年1回) | 34,650円 | 0円 | |
オイル交換+オイルフィルター交換(年1回) | 53,697円 | 0円 | |
総額 | 2,985,126円 | 3,095,400円 |
※登録予定日が6月の場合の価格
※カーローンはトヨタのディーラーで購入する場合の価格
総額で比較すると、カーローンの方が安いことがわかります。
しかし、カーローンの場合は初期費用として187,760円を用意する必要があります。そのうえ、購入後も車検や税金、オイル交換といったメンテナンス費用を支払い続けなければなりません。
一方のカーリースは初期費用が不要なので、まとまったお金がなくても車に乗ることができます。車を利用する間も自動車税の納税や自賠責保険料の支払いなどが不要なので、毎月の出費を管理しやすいメリットがあります。
カーリースで利用可能なヤリスクロスとはどんな車?

【ヤリスクロスのスペック】
ボディサイズ | 全長4,180~4,200mm |
---|---|
全幅1,765mm | |
全高1,580~1,590mm | |
ホイールベース | 2,560mm |
車両重量 | 1,110~1,270kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン | ガソリン車:1,490cc直列3気筒 DOHC ハイブリッド車:1,490cc直列3気筒 DOHC |
変速機 | CVT |
駆動方式 | 前輪駆動・四輪駆動・E-Four |
ヤリスクロスは、トヨタ自動車が製造・販売するコンパクトタイプのSUVです。
トヨタを代表するコンパクトカー・ヤリスと同じプラットフォームが採用されていて、トヨタ自動車のヨーロッパ拠点がデザインや設計といった開発を行っています。
ヤリスのボディタイプはハッチバックであり、ドライバーズカーとしての性格が強いため、後部座席は最小限の広さにとどまっています。一方のヤリスクロスは居住性や荷室空間など、SUVらしい広い室内空間が確保されています。街乗りのほか、アウトドアやロングドライブなどあらゆる使用に対応できることも魅力といえるでしょう。
カーリースで利用できるヤリスクロスのおすすめポイントと注意点

カーリースで利用できるヤリスクロスのおすすめポイントと注意点は、以下のとおりです。
【ヤリスクロスのおすすめポイント】
- 1. エクステリアデザインが秀逸
- 2. 燃費性能が優れている
- 3. ライバル車よりも車両本体価格が安い
- 4. 運転に自信がなくても安心して乗れる
- 5. 便利な機能が搭載されている
【ヤリスクロスの注意点】
- 1. 荷室が狭い
- 2. ガソリン車のエンジン音が大きい
上から順番にみていきましょう。
おすすめポイント①:エクステリアデザインが秀逸
1つめのおすすめポイントは、ヤリスクロスのエクステリアデザインです。
街乗り重視のコンパクトSUVだけあって、無駄のないデザインが採用されています。
ヤリスクロスのデザインテーマはロバスト&ミニマリスト(力強いプロポーション&無駄のない美しさ)であり、流麗さというよりは凝縮感が強調されています。他社のコンパクトSUVはスポーティなイメージが多いですが、ヤリスクロスは違ったコンセプトでデザイン設計されているのです。
他社とは違うデザインのコンパクトSUVをお探しなら、ヤリスクロスがおすすめです。
おすすめポイント②:燃費性能が優れている
2つめのおすすめポイントは、燃費性能です。
ヤリスクロスはエンジンの設計が新しいうえに軽自動車並みにボディが軽量なので、低燃費を実現しています。実際に他社のライバル車と比較してみましょう。
WLTCモード燃費 | ヤリスクロス | 日産・キックス | ホンダ・ヴェゼル |
---|---|---|---|
ガソリン | 17.1~19.8km/L | - | 15.0~18.6km/L |
ハイブリッド | 25.0~30.8km/L | 19.2~23km/L | 26.4~30.4km/L |
※WLTCモード:実際の走行に近づけるために市街地、郊外、高速道路の平均的な使用時間配分で燃費を算出する測定方法
※ヤリスクロスはスポーツ仕様の「GR SPORT」グレードを除く
ヤリスクロスは、ガソリン車、ハイブリッド車ともに他社のライバル車よりも高い数値であることがわかります。
燃費性能に優れたコンパクトSUVをお探しの人には、ヤリスクロスがおすすめです。
おすすめポイント③:ライバル車よりも車両本体価格が安い
3つめのおすすめポイントは、車両本体価格です。
ヤリスクロスは車両本体価格が安いので、他社のライバル車より買いやすいといえます。
以下で、他社のライバル車と比較しました。
ヤリスクロス | 日産・キックス | ホンダ・ヴェゼル | |
---|---|---|---|
ガソリン車 | 190.7~278.2万円 | - | 264.8万円 |
ハイブリッド車 | 229.5~315.6万円 | 308.3~370.0万円 | 288.8~377.6万円 |
※すべて税込み価格
ヤリスクロスは、他社のコンパクトSUVと比べると安価な価格設定であることがわかります。車両本体価格が安いと、カーリース利用時には毎月のリース料金が低く抑えられます。
買いやすい価格のコンパクトSUVをお探しの人にも、ヤリスクロスがぴったりです。
おすすめポイント④:運転に自信がなくても安心して乗れる
4つめのおすすめポイントは、運転に自信がなくても乗れる点です。
ヤリスクロスは便利な機能が充実しているので、運転をサポートしてもらうことができます。
代表的なのは、メーカーオプションの高度駐車支援機能です。
トヨタでは「アドバンストパーク」と呼ばれる機能であり、ステアリング、アクセル、ブレーキ操作を制御して駐車操作をアシストしてくれます。並列駐車、縦列駐車に対応しているほか、事前に登録しておけば区画線のない場所に駐車することも可能です。
なお、ハイブリッド車では「車外からスマホを使って遠隔で駐車や出庫させることができるリモート機能」も利用することが可能です。
運転スキルに自信のない方にも、ヤリスクロスをおすすめします。
おすすめポイント⑤:便利な機能が搭載されている
5つめのおすすめポイントは、便利な機能が搭載されていることです。
おすすめポイント③でご紹介したとおり、ライバル車と比べて安価でありながら装備も充実しています。
特筆すべきなのは「ハンズフリーパワーバックドア」という機能です。
同機能があれば、リアバンパーに足を出し入れすることでバックドアを開くことができます。手を使うことがないので、一人で両手いっぱいに荷物を持っているときなどに役に立ちます。ほかにもバックドアの停止位置の記憶や、バックドアが閉まりきるのを待たずにロックできる「予約ロック」なども備わっています。
便利な機能を活用したい人にも、ヤリスクロスがおすすめです。
注意点①:荷室が狭い
ヤリスクロスの注意点は、荷室の狭さです。
390Lという荷室容量ですが、コンパクトSUVとしては平均的な広さです。
実際に他社のライバル車と比較してみましょう。
ヤリスクロス | 日産・キックス | ホンダ・ヴェゼル | |
---|---|---|---|
荷室容量 | 390L | 423L | 404L |
ヤリスクロスの荷室容量は、ライバル車よりも狭いことがわかります。
ただし、荷室を上下に仕切るためのデッキボードが付属しているので、使い勝手の良さでは軍配が上がります。加えて、後席が4:2:4の3分割可倒式のため中央部分を倒すことで長尺物を積載することも可能です。
荷室の使い勝手がいいSUVをお探しの人には、ヤリスクロスをおすすめします。
注意点②:ガソリン車のエンジン音が大きい
2つめの注意点は、ガソリン車のエンジン音が大きいことです。
そもそもヤリスクロスは、主に軽自動車に採用される3気筒のエンジンが搭載されています。
近年はエンジンマウント設計の進化などの理由により、以前の軽自動車のように3気筒エンジンだからといって車内に大きな振動を感じることはなくなりました。しかし、改良が追いついていないのが排気音であり、高速道路などエンジンが高回転になるようなシーンでは騒音が気になってしまうかもしれません。
ただし、利用が街乗り中心であれば特に問題にはならないでしょう。
街乗り重視のコンパクトSUVをお探しの人には、ヤリスクロスがぴったりです。
まとめ:ヤリスクロスはお得なカーリースを検討してみよう

今回の記事では、ヤリスクロスにお得に乗る方法やヤリスクロスのおすすめポイントなどをご紹介しました。
カーリースなら、サポートが充実していて初心者でも利用できるカーリース会社がおすすめです。
コスモMyカーリースであれば新車だけでなく中古車もそろっているほか、プランも充実しています。カーローンで初期費用を用意するのが負担であるという人は9年プランを選ぶと契約満了後に車がもらえるので、こちらがぴったりです。ぜひ、お気軽にご相談ください。

【プロフィール】
近藤 大助自動車メディアでの執筆経験は約5年。エイチームの「ナビクルcar」や「トヨタの中古車アプリ・remobii」の記事のほか、八重洲出版のバイク専門誌「モーターサイクリスト」、中古車ガリバー、Keeper Proといった大手の出版社や企業の記事を執筆。「Yahoo!ニュース」掲載経験あり。
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