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カーリースのよくある後悔12選!後悔しないための対策もご紹介
(1)ボーナス払いがあり、月々定額でなかった
月々定額で車に乗ることができるのがカーリースの魅力の一つ。ですが、プランによっては、ボーナス払いの設定がある場合もあります。ボーナス払いを設定すると、月々のリース料金を安くできるというメリットがありますが、ボーナス払いがあることを想定していないと、予定外の出費に困ってしまうことも。
このようなケースを防ぐためには、契約前にボーナス払いの有無をしっかりと確認しておくことが大切です。なお、リース会社によってはボーナス払いを必須としている場合もあります。リース会社を選ぶ際は、自分の希望する支払い方法を選べるかどうかもチェックしておきましょう。
(2)メンテナンスに別途費用がかかった
カーリースの利用者の中には、「月々定額のリース料金のみで車に乗れると思ったら、メンテナンス費用が別途発生して後悔した」という人もいます。このようなケースを防ぐには、どのようなポイントに注意するとよいのでしょうか。
実は、カーリースには、車両本体代金に加えて契約期間中の税金やメンテナンス費用などもすべてリース料金に含まれる「メンテナンスリース」と、メンテナンス費用が含まれない「ファイナンスリース」の2種類があります。メンテナンスリースは、ファイナンスリースに比べると月々のリース料金は少し高くなりますが、車検やメンテナンスの際に別途費用が発生することはありません。「車検などによる突然の大きな出費をなくしたい」という方は、メンテナンスリースを選ぶことをおすすめします。
(3)傷やヘコミの修理費がかかった
メンテナンスつきのカーリースの場合、月々のリース料金に税金やメンテナンス費用もすべて含みます。ただし、事故などで車に傷をつけてしまったときの修理費は、利用者の自己負担となります。
「車に傷やヘコミができて、多額の修理費がかかってしまった」というケースに備えるためには、任意保険への加入が有効です。任意保険に加入し、「車両保険」をつけていれば、車の修理費を保険金でカバーできる可能性もあります。カーリースの利用を始めたら、もしもの事故に備えて任意保険に加入しましょう。
(4)契約満了時に追加費用がかかってしまった
カーリースの利用者の口コミの中には、「契約が終わって車を返却するときに追加費用を請求されて後悔した」というものもあります。こういった追加費用の請求は、満了時の車の価値が契約時に想定していた価値よりも低くなった場合に起こります。では、どうすれば契約満了時の追加費用の発生を防ぐことができるのでしょうか。
カーリースには、契約時に車の設定残価を公開する「オープンエンド方式」と設定残価の公開のない「クローズドエンド方式」の2つの契約方式があります。オープンエンド方式は、残価を高めに設定しているため、月々のリース料金が安くなるというメリットがありますが、契約満了時の実際の価値が設定残価を下回ると、差額を追加で支払わなくてはなりません。
これに対し、クローズドエンド方式なら、契約満了時の残価精算はありません。「契約満了時に追加費用がかかるのを防ぎたい」という方は、クローズドエンド方式のカーリースを選ぶとよいでしょう。
(5)購入するよりも総額が高くなってしまった
カーリースを利用する場合、契約期間やプランによっては、一括で車を購入するよりも支払い総額が高くなることがあります。例えば、車両本体価格が200万円の車を1カ月あたり3万円で7年間リースすると、7年間のリース料金の総額は約250万円となり、カーリースよりも購入のほうがお得のように感じます。
しかし、カーリースの月額料金には、車の本体価格以外に税金も含まれていますし、プランによっては車検費用やメンテナンス費用も含みます。また、カーリースには、まとまったお金がなくても月々定額で好きな車に乗れるなど、多くのメリットもあります。これらを踏まえて考えると、仮に購入するより支払い総額が高くなったとしても、必ずしもカーリースを利用することが損だとは言えないでしょう。
(6)事故で全損になり、強制解約となってしまった
カーリースの利用中に事故を起こし、車が全損になってしまうと、その時点でリース契約は強制解約となります。この場合、車を使用できなくなるにもかかわらず、「違約金」として残りの期間のリース料金を請求されてしまいます。そのため、「車が使えないのに多額の費用が発生して、カーリースを利用したことを後悔した」という人もいるでしょう。
このようなとき、任意保険の車両保険に入っていれば、違約金を保険でカバーできる可能性があります。全損事故による強制解約に備えるためにも、任意保険にはぜひ加入しておきましょう。
(7)月々の支払いが苦しくなった
カーリースの利用者の中には、「月々のリース料金の支払いが苦しくなり、契約したことを後悔した」という人もいます。カーリースの契約期間は、一般的に3年以上。長期間の契約となると、その間に収入状況や家族構成などに変化が生じて、リース料金の支払いが苦しく感じることもあるかもしれません。
カーリースの契約の際は、無理なく支払いを続けられる金額や期間であるか、プランをよく吟味するようにしましょう。
(8)契約途中で車が不要になった
カーリースは、基本的に中途解約ができません。例外的に中途解約が認められたとしても、「違約金」として残りの期間のリース料金を一括請求されることが一般的です。
「途中で車が不要になり、カーリースを契約したことを後悔した」ということを防ぐためには、適切な契約期間選びが重要です。カーリースの契約の際は、「確実に車を使う期間はどれくらいか」を考え、自分に合った契約期間を設定しましょう。
(9)自分の手元に車が残らなかった
カーリースは、一定期間定額で車を借りるサービス。契約が終わったら、車は返却するのが基本です。そのため、カーリースの利用者の中には、「リースだと車が手元に残らないので後悔した」という人もいます。
リース会社によっては、契約満了時に車を買い取ったり貰えたりするプランもあります。「最終的には車を自分のものにしたい」とお考えであれば、そういったプランを選びましょう。
(10)カスタマイズできなかった
カーリースの場合、車の所有者はリース会社です。利用者は車を借りている立場ですので、車を自由にカスタマイズしたり改造したりすることはできません。
ただし、リース会社によっては、契約満了時に原状回復できる範囲であればカスタマイズを許可している場合もあります。車のカスタマイズをしたいときは、その可否をリース会社に確認しておきましょう。なお、車の原状回復にかかる費用は契約者の負担となります。
(11)走行距離制限があった
カーリースでよくある後悔の一つが、走行距離に制限があること。「走行距離制限が気になり、自由に車を使えなかった」「走行距離制限をオーバーし、追加料金が発生してしまった」という人もいるようです。
リース会社によっては、走行距離の上限を自分で選ぶこともできますし、制限なしで利用できるものもあります。ご自身の車の乗り方に合ったカーリースをお選びください。
(12)リースした車がボロボロだった
カーリースには、新車を扱うものだけでなく中古車を扱っているものもあります。中古車カーリースの場合、「リースした車の状態が悪く、利用を後悔した」というケースもあります。
中古車カーリースで貸し出される車の状態は、リース会社によって異なります。中古車カーリースを利用する場合は、きちんとメンテナンスされた状態のよい車を扱う、信頼できるリース会社を選びましょう。
後悔だけじゃない!カーリースには、ポジティブな口コミも多数!
カーリースなら、車に関する月々の支出を一定にできる
カーリースのメリットの一つが、車に関する支出を定額にできるということ。マイカーの場合、車の購入後も税金や車検費用などでときどき大きな出費がありますが、メンテナンスつきのカーリースなら、車両本体価格も維持費もすべてリース料金に含まれます。カーリースを選んだ人の口コミには、「カーリースのおかげで家計の管理がしやすくなった」「車検のためにまとまったお金を用意しなくてよくなった」という声が多く見られました。
カーリースなら、乗りたかった車に、無理のない金額で乗れる
月々定額で利用できるカーリースは、車の購入時のようにまとまったお金が必要ありません。「貯金がないから車は買えないと思っていたけれど、憧れの新車に乗れてうれしい」「手頃な価格で最新の性能をもつ車に乗れた」という口コミも見られました。
車に詳しくなくても、カーリースなら安心して車に乗れる
車は使っていくうちに劣化していくため、定期的に部品や消耗品の交換を行うなどのメンテナンスが必要です。でも、「いつ頃どこでどのようなメンテナンスを行うべきかわからない」という方もいるでしょう。
メンテナンスつきのカーリースなら、車検やオイル交換などのメンテナンスをすべてリース会社に任せられます。「車に詳しくなくても、カーリースならメンテナンスをプロに任せられて安心」というのも、カーリースの人気の秘密のようです。
「コスモMyカーリース」はカーリースで後悔したくない人におすすめ
コスモMyカーリースなら、自分に合った契約方式を選べる
カーリースで後悔しないためには、自分に合った契約方式を選択することが大切です。コスモMyカーリースなら、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2つから契約方式を選択できます。「契約満了時に追加費用を発生させたくない」という場合はクローズドエンド方式を選びましょう。
また、コスモMyカーリースは、契約時にボーナス払いの有無や月間走行距離も選択することができます。契約してから後悔することのないように、自分に合った契約方式やプランを選びましょう。
コスモMyカーリースは、自分に合うメンテナンスパックを選べる
コスモMyカーリースには、フルメンテナンスがついた「ゴールドパック」、一部のメンテナンスを除いた「シルバーパック」、メンテナンスなしの「ホワイトパック」の3種類が用意されています。「メンテナンスはすべてプロに任せたい」「車に関する月々の費用を一定にしたい」という方はゴールドパックを、「月々の出費をできるだけ抑えたい」「車の点検はスタッフと相談しながら自分で考えたい」という方はシルバーパックやホワイトパックを選ぶのがおすすめ。自分に合ったメンテナンスパックを選べるので、後悔のない契約ができそうです。
コスモMyカーリースは、契約満了時の選択肢もいろいろ
カーリースでは、契約が終了したら車は返却するのが基本。ですが、コスモMyカーリースなら、車を返却する以外に、同じ車を再リースすることもできますし、契約方式によっては車を買い取ることも可能です。コスモMyカーリースを選べば、「車が手元に残らなくて後悔した」ということも防げそうです。
まとめ:カーリースで後悔しないように、自分に合う契約内容やプランを選ぼう
カーリースの利用者の中には、「カーリースで後悔した」という方もいますが、それらの後悔は契約内容の選び方次第で解消できるものばかりです。むしろ、カーリースには、まとまったお金が不要で車に関する支出を月々定額にできるなど、メリットがたくさんあります。あなたもぜひ、自分に合ったリース会社やプランを選んで、快適にカーリースをご利用ください。
【プロフィール】
今村 まりな教育現場に勤務しながら、2015年よりフリーライターとしての活動をスタートする。2019年からは大手自動車メディアでコラムの執筆を担当。これまでにカーリースや自動車保険などカーライフに関する記事を300本以上制作している。
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